「放せぇ…!!」
暴れるたびに体を押える糸が食込む
周りからは憐れむような同類の視線と好奇を隠さない人間の声
『暴れるね…気性が荒い』
『パンダみたいな色合いだけど、ココは耳じゃないみたいです』
なんだ!?なんだよ?!なんなんだ!?
『他の子は皆穏やかなのに…』
『ddから取出したDNAだからパンダじゃないよ』
『とにかく、この子の体毛を分析しよう』
銀色に輝く何かが迫ると暴れる意味もなく首の毛をジョキリ奪う
「何をする!!」
銀色に乗る己の毛を吹き飛ばした。
人間は慌て、同類はざわめく
あぁ、イライラする…
*
クンパ・オリジナル妄想
桜王の気性の荒さを掴む為にかいて見たり
荒いってどういうことだろ
僕らにとっては昔話